第29回 宮城県内初のJFS-B規格を取得!安心安全なホヤの美味しさを届ける「有限会社マルセ秋山商店」インタビュー

「地方銀行フードセレクション」や「地域食材展示商談会2018」に出展された『有限会社マルセ秋山商店』。
宮城県石巻市にて、宮城県産のホタテやカキ、ホヤ、ワカメ等の出荷・加工を手掛けています。今回は専務取締役 秋山 繁さんにお話をお伺いしました。

■貴社について教えてください。

カキ・ホタテ・ホヤが主力商品の三本柱です。

当社は1953年に創業し、今年の5月で創業65年目を迎えます。
当時は、カキの養殖が専門でしたが、卸売業も行い、兄が三代目として会社を経営しています。年々、取扱い品目も増加してきて、今ではホタテとホヤの売り上げも伸びています。
カキ・ホタテ・ホヤが主力商品の三本柱です。

塩辛の商品化も行っているホヤは、今では卸売りだけでなく商品加工やスーパーでの小売りも行っています。この「ホヤの塩辛」は、ムスリムの皆様にも食べていただけるよう、ノンポーク・ノンアルコールのピクトグラム表示の入ったパッケージも開発中です。もちろん、工場内でもアルコールによる殺菌は行わず、代替えとなるものを使用し、製造工程での衛生度を確保しながら食品を製造する予定です。

■自社の強みを教えてください。

宮城県内初のJFS-B規格を取得し、厳しい管理状況の中で、安心安全なホヤをお届けします。

宮城県の前浜で獲れた地元の食材を扱っていますが、朝に水揚げされたものを鮮度の良いうちに、

箱詰めやパック詰めを行い、加工・出荷をするため、スピード感や鮮度、衛生管理をとても大切にしています。本社工場も新設し、今年3月には、一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)が運営し、農林水産省が推奨するHACCPの要求事項を含む「JFS-E-B規格」認定も取得しました。

商品を良い状態でお客様にお届けできるよう、運送会社の方にも協力を得て、厳しい管理状況の中で、温度管理の徹底や荷物の運搬においても、運送会社との間に外部委託契約も結んでいます。

■昨年の11月9日・10日に開催された「地方銀行フードセレクション2017」や、今年の2月27日に開催された「地域食材展示商談会2018」にご出展されていかがでしたか?

多くのバイヤーの方々と名刺交換をし、こちらからの情報発信・提供に加え、バイヤーの方から情報をいただくことができました。

「地方銀行フードセレクション2017」は、2日間で100枚を超えるバイヤーの方々と名刺交換が出来ました。バイヤーの皆様を始め、商品を購入して頂いているお客様も安心・安全を求めているので、今回出会ったバイヤーの皆さんに、JFS規格取得等について、自社の情報をこまめに発信していきたいと思っています。

「地域食材展示商談会2018」では、現在も、量販店様との商談が継続中です。手応えはありましたが、当社のレスポンスの改善点も見つかったので、次回は商品の規格書等の資料をさらにしっかりと作っていこうと考えていました。
多くのバイヤーの皆様と名刺交換をしてこちらからの情報発信・提供ができ、逆にバイヤーの方から情報をいただくこともできました。今回の経験が今後に活きてくると感じています。

■今後の展望を教えてください。

美味しいホヤを国内にどんどん広めていきたい。

日本では、水揚げしたホヤに氷をかけて生産流通で関東や関西に運びます。水揚げした時と比較するとホヤの場合は、どうしても鮮度や味が急激に落ちてしまうのが否めません。
多くの方に美味しい本物のホヤを食べていただけるように、私どもは、水揚げしたホヤを全て現地でスピーディーに温度管理したものをパッキングして出荷しております。

以前、大阪のイベントで「ホヤのたこ焼き」を作り、お客様に振る舞いました。
中には「最初に秋山さんのホヤを食べていれば、俺はホヤを好きになっていた!」と言ってくれる方もたくさんいて、小学生の子たちにも美味しい美味しいと食べてくれました。この子たちが5年後・10年後もずっと好きでいてくれるような美味しくて新鮮なホヤを、多くの方に発信していきたいですね。


有限会社マルセ秋山商店
本社工場:〒986-2115 宮城県石巻市万石町8-2
TEL:0225-24-0822